Interview

2015年4月に伊藤忠システック(株)へ入社(2022年に伊藤忠マシンテクノス(株)と経営統合)。産業機械第二部に配属。
現在の仕事内容について教えてもらえますか?
近年国際的にも業界内の関心が高まっているプラスチック廃棄物のリサイクルという分野に携わっています。欧州や台湾を中心とした海外メーカーのリサイクル機器を国内のお客様に提案から納入まで行うのが仕事です。
お客様は、実際に機械を扱っている“プロ”の方。そんな方々には、私たちから機械の話をするよりも、例えば「競合がいまどんなことをやっているのか」「世界のトレンドは」といった最新の業界情報をお伝えすることで信頼を得られていると感じます。
仕事をするうえで気をつけていることは2つあります。1つは、お客様のニーズをしっかりと聞くこと。お客様に対しては、「この商品がいいですよ」と、こちら側から発信することも大切ですが、本当に求めているものがどんなものなのか理解するため、きちんとヒアリングを行うようにしています。もう1つは、メリットとデメリットを必ず伝えることです。機械の仕様が想定外だったというようなトラブルやミスコミュニケーションが起きないよう、正しい情報をお伝えするようにしています。
1日の仕事の流れ
- 8:00
- 客先直行 北海道~関東地方が私の担当地域。現場はコンビナートが多いので、最寄り駅からはレンタカーで移動します。
- 10:00
- クライアント商談 お客様のご要望にあった新しい機械のご提案。商談が進み、見積もり・社内申請を経て新規の成約となったときは、大きなやりがいを感じます。
- 12:00
- ランチ 外出先でランチ。出張の際は、同僚とサーチしてご当地のものを食べるのが醍醐味です。
- 13:30
- クライアント商談 出張時は、いくつかの取引先をまわります。打合せのときは、お客様のご要望をしっかり確認します。
- 15:30
- クライアント商談 商談のほか、実際に現場(工場)を見学させていただくこともあります。
- 18:00
- 直帰 帰りの新幹線や移動時間で、メールの確認や報告書をまとめて、時間を有効活用するように心がけています。
仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
リサイクル関係は、欧州のほうが技術が進んでいるため、世界のリサイクルトレンドを知る機会も多く、知識を得ていくことに面白みとやりがいを感じています。
先日ドイツで開催された世界最大のプラスチック展示会においても、リサイクルに関わる欧州企業が多く出展していました。新しいメーカーや技術を、いかに早く日本市場へ展開できるかに取り組むことが自分の介在価値だと思っています。
いまの仕事にはどんな能力が必要だと思いますか?
自分の意見をしっかり主張できる人が向いていると思います。というのも、お客様の意見とメーカーの主張が違うというようなケースが多々あるので、そういった部分でしっかり自分をもってやっていく必要があるかな、と。それと、私の場合でいうと、先輩の助けを借りつつも、1年目の夏くらいからわりと業務を1人で担当することも多かったため、自分で今何をすべきかを考えながら行動する力がついたと思います。
5年後はどんな自分になっていたいですか?
これからの時代は、スペシャリストが生き残る時代だと思うので、「会社の中で自分がいちばんこの分野に詳しい」というスペシャリストを目指しています。今後もリサイクル分野で自分の力のばしていきたいと考えます。